特許庁へ殴り込み!
発明副将軍No.000006〜000010
No.000006
('97.12.14) 「本発明者からの挑戦状」下図の新発明品の用途を当てた人の中から、抽選で1名にテレカ(50度数・
残度数3)を差し上げます。(締切 12/31)(12/18)応募者が少ないので、賞品をグレードアップします。抽選で1名に本発明者のサイン入りテレカ(105度数・
残度数4)を差し上げます。プレゼントクイズの応募は'97年12月31日をもって締め切りました。わずかなご応募ありがとうございました。(編集部)
ヒント
本発明者は、股々画期的な発明品を世に送り出すことに成功した。この発明によって人類の長年の夢が叶うのである。
さて、本発明品を簡単に説明しよう。左の図が使用前の状態である。黄色の円盤の部分はレコードプレーヤーのように回転しており、その速度は変えることができるが、通常は5秒に1回転程度である。青色の板の部分は使用中に徐々に左上方に移動していき、黄色の円盤が3〜4回転したときに右の図の位置で止まる。
解答と当選者は
こちら!
No.000007
('98.1.8) 「便器バックミラー」人類の悲しい性の一つに、尻を拭いた後のトイレットペーパーを見る行為がある。完全に拭き取れたか確認するために必要不可欠な行為ではあるが、何ともはしたないし、覗いている者にとってみれば全く興ざめである。いや、あくまで、覗いている者がいるとすれば…という仮定の話であって、本発明者にそのような趣味がある訳ではない。
この問題に対しても本発明者は、明快な解決策を用意した。すなわち、便器にバックミラーを付けることで、ペーパーを直接見なくても拭き具合を確認できるようにしたのである。
本発明品を用いた場合のペーパーと顔の距離は従来の約4倍である。Fickの法則を用いて計算すると、この場合、従来の約16倍の時間ペーパーを眺め続けないと同量のうんこの匂い分子が体内に入らない。すなわち、極めて衛生的であるともいえよう。
No.000008
('98.1.18) 「ヴァーチャルペット マウスっち」昨年大ブレイクしたあの商品も、もはや過去のものとなってしまった感がある。予想された程長続きしなかった原因として、以下のようなことが考えられる。
まず1つは、ペットが所詮2次元で表示される画像であったため、本気で愛情を注ぐことができなかったこと。2つめは、遊んでやって、食事をやって、うんこの世話して…と飼い主のすることが多すぎたこと。3つめは死んでもリセットですぐ復活したこと。これについては生命を軽視する要因になるなどと議論されたこともあった。
さて、全く新たなコンセプトによってこれら従来品の問題点をすべて解決したのが、右図の本発明品である。
本発明品はパソコンのマウスという形態をとっており、もちろん実際に使用できる。飼い主はペットを実際に肌で触れることができるのである。このペットがすることは、うんこだけであり、飼い主はうんこの後始末をするだけで良い。うんこはもちろん不定期であり、硬さも毎回異なる。そして、うんこの始末をせずにマウスを使い続けていれば、いずれマウスポインタが動かなくなって死んでしまうという訳だ。もちろんマウスボールの蓋などという甘ったれたものは付いていない。
購入時に取り付けられている「うんこ・水カートリッジ」(水はうんこと混ぜ合わせて硬さを調節する)はうんこ約100回分であり、うんこをしなくなったらカートリッジを取り替えれば良い。本発明品のうんこは衛生上の問題で、残念ながら本物のねずみの糞を使用する訳にはいかなかったので、本発明者のもので代用している。もし売れすぎた場合、生産が足りるかが心配である。
No.000009
('98.1.24) 「ダイエット手術」女性たちの永遠の願い…それはやせること。スポーツで体を動かして食事のカロリーに気を付ければやせられるはずであるが、大部分の者は「いかに楽してやせるか」しか考えていない。これは、中国の石鹸やブランド物のクリームがヒット商品になってきた事実からも明白である。はたしてこれらの商品でダイエットに成功した者は何人いるのだろうか。楽してやせることは叶わぬ夢なのだろうか。
これに対する本発明者の答えはもちろん「No」である。美容学、医学の分野にも長けた本発明者が発明した簡単な手術を受けるだけで、一生太った体とオサラバできるのである。左図がその手術の概要である。大腸の途中を二股に分岐させ、その一方を胃につなぐのである。この管には逆流防止弁が設けられており、流体は大腸から胃に向けてしか流れない。
つまり、大腸途中まで来た未消化物は、半分は従来通りうんことなるが、半分は再び胃に戻るのである。これによって、食事の量が半分でも満腹感を得ることができ、誰でも知らないうちにダイエットに成功しているという訳だ。
このような手術は健康を害すると思われるかも知れないが、本発明者は動物実験(ウサギ)によって全く問題ないことを確認している。
No.000010
('98.1.30) 「将棋新ルール」世の中のあらゆる競技は国際化が進み、それに伴いルールも変化してきている。バレーボール、野球、そして日本古来の柔道ですら例外ではない。そこで本発明者は、将棋の新国際ルールをここに提案する。これによって勝負はよりスリリングになること請け合いである。
対局開始時には従来の配置に加え、「糞尿」の駒(右図)を各自1つずつ持ち駒とする。以後、この駒を略して「糞(ふん)」と呼ぶ。
糞は普通の持ち駒と同様、空いたマスに打つことができる。ただし糞だけに、動くことはできない。相手の糞は、近接しているマスにいる駒では取ることができない。すなわち金や銀では糞を取ることはできないのだ。なぜなら、近接しているマスにいる金や銀には糞が見えているので、指示しても近寄りたがらないのである。だから、糞が取れるのは、何も知らずに遠くから勢いを付けて突っ込んで行く駒、すなわち飛、角、桂、香だけなのである。
この攻めにも守りにも使える新しい駒の誕生によって、将棋がより奥深いものとなることは確実であろう。当分の間は、従来の将棋との区別をつけるために「糞将棋」と呼ぶことにする。「糞の無い将棋は負け将棋」「王手糞取り」「糞囲い」「糞詰まし」等、新しい用語、格言がこれからどんどん出来ていくことだろう。
尚、糞を持っていないがどうしても必要な場合に限り、自分の糞(本物)で代用することができる。
No.000001〜000005 No.000011〜000015 発明一覧へ戻る 表紙へ戻る
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顧問弁理士の子息君 正解!「とぐろウンコ製造機」
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H.H君 不正解!
厳正な審査の結果、唯一住所が書いてあった神奈川の辻村君にサイン入りテレカ(写真)をお送りします。おめでとう!
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